モラルハラスメント(モラハラ)

あなたは,「モラルハラスメント」とはどういうことを指す言葉だと思いますか。

すっかり世間に言葉が定着してきた「モラルハラスメント(モラハラ)」という言葉。

なんとなく意味は知っているけど,ちゃんとした説明は出来ない。

「実際どんな人がモラハラに当てはまるの?」,「自分の配偶者・交際相手はモラハラ加害者なの?」,「夫(妻)はよく私に怒るけど,怒られる私が悪いんじゃないの?」

そんな風に思っている方はまだまだたくさんいらっしゃると思います。

ここでは,モラハラの意味をまだわからない人や,自分の配偶者・交際相手がモラハラ加害者なのか疑っている人,自分がモラハラをされているとわかったけど,どうしたらいいかわからない人への手助けになるような内容をお伝えできればと思います。

以下は,主に,夫婦間・カップル間のモラハラを想定して記載しますが,職場間や友人間でも共通するものがあるかと思います。ぜひ参考にしてください。

1 モラハラとは
2 モラハラ加害者の特徴
3 モラハラへのプロセス
4 モラハラ被害の特徴
5 自分のパートナーがしていることがモラハラだとわかった
6 離婚に向けての準備
7 当事務所でのサポート
8 DV・モラハラブログ

モラハラとは

モラルハラスメントとは、肉体的な暴力とは違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力のことです。

モラルハラスメントは、目に見えにくいため、周囲だけでなく、
ご自身では被害を受けていることに気付かない場合が多いのです。

暴力とは何も拳や足で誰かを傷つける肉体的なものに限りません。

無視をしたり逆に怒鳴ったり,些細なことであからさまに不機嫌な態度を取ってあなたを困惑させたり。

日常的にこのようなことをされたら,たとえ殴られたり蹴られたりしていなくても,その相手の機嫌を損ねないように,自分の心が傷つかないように,毎日相手の顔色をうかがってしまうでしょう。

それも立派な心に対する「暴力」なのです。そして目に見えない分とてもやっかいともいえます。


モラハラ加害者の特徴

モラハラ加害者によく見られる特徴をいくつか挙げてみます。

① 外では「いい人」と評価されることが多い

家庭内でモラハラをする人は,友人の前や職場では,友好的であったり,気遣いが出来る人であることが多いです。

また,結婚してからモラハラをするようになった人は,結婚する前は優しかった人が多いです。

モラハラ加害者は,他人に優しく出来る能力があるにも関わらず,配偶者や交際相手に対しては,モラハラをするのです。

② 自分はモラハラだと自覚していない。被害者だと思っている

モラハラ加害者は,自分がモラハラをしていると全く思っていません。

それどころか「社会常識を教えている」,「これはちゃんとした話し合いである」,「相手に悪いところがあっても我慢している」などと思っていることが多いのです。

実際,離婚調停や裁判などになると,モラハラ被害者が,モラハラ加害者のことを思いやって言ったことややったこと(反対にやらなかったこと)を「あのときはあんなことを言われた,自分は傷ついた。自分の方がモラハラを受けている。」などと,自分の方が被害者と言ってくることさえあります。

③ 自分を正当化する

②とも少し似ていますが,モラハラ加害者は「自分の意見・行動は絶対に正しい」と思っています。

たとえ自分の意見に従って行動した結果,失敗したとしても「お前が確認すれば失敗しなかった」と他人のせいにします。

そうやって相手のせいにし,相手を下げることにより,相対的に自分の価値が上がるように感じているのです。

④ ささいなことで突然不機嫌になったり,無視し始めたり,激しく怒鳴ったりする

自分の思い通りにならなかったり,気に入らないことがあると,何の前触れもなく不機嫌になり始めます。

それを見た相手は「自分が何かしたのかな」と不安になります。

そこで「私が何か悪いことしたかな?」と聞いても,「何でそんなことも分からないんだ」,「だからお前はダメなんだ」とさらに不機嫌になります。

そうしてモラハラの被害者は自分の悪かったところを探し始めて萎縮し,それをみてモラハラ加害者は優越感に浸ります。それが狙いともいえます。

上記な様な特徴を持つ人と,話し合いをしようとしても,のらりくらりと論点を変えられ,まともな話し合いにはなりません。

モラハラ加害者の話し合いの結論はいつも決まっています。

「自分は悪くない,あなたが悪い」です。



モラハラへのプロセス

モラハラは殴ったり蹴ったりする暴力とは違ってその進行プロセスも、目に見えにくいものです。

まず
加害者は自身の魅力によって被害者を惹きつけます。

その上で
相手が自分のことを好きになったことを確認してから嫌味皮肉口調態度などによって被害者の考えや行動を支配しようとします。

目には見えない
「心」を
傷つけていくのです。
そして被害者が自立しようとすると中傷や罵倒などの精神的な暴力をふるうようになります。

人の「心」
「思考」「行動」,すべてをまるで自分のもののように操ろうとします。

 

モラハラ被害の特徴

当事務所にご相談に来られる方の中にもモラハラの被害者が多くいらっしゃいますが相談に来られて、初めて自分が被害者であることに気付かれる場合も多いのです。

モラハラ被害の特徴として被害者が被害に気づかないどころか原因は自分にあるのではないか?自分が悪いのではないか?とすら思ってしまいより苦しんでしまうことが挙げられます。

自分が至らないから悪いのではないか・・・


自分さえ我慢していればうまくいくのではないか・・・

自分のせいで相手をモラハラ加害者にしてしまっているのではないか・・・

と、被害者の方は悩まれます。

もうすでに
たくさん傷ついているのにも関わらずまだご自身を苦しめてしまうのです。

しかし考えてみてください。配偶者が何か失敗をしたら,あなたは大声で怒鳴りますか?人間性を否定するような心ない言葉を投げかけますか?おそらくしないだろうと思います。

通常ならば相手に何か改善してほしいところがあったら,膝をつき合わせての話し合いや,お互いの価値観のすりあわせをすると思います。

話し合いや意見のすりあわせを行わず,自分は正しくて相手が悪い,察しろ,自分に合わせろと一方的に責め立てるのは,継続的に続く,結婚・交際関係において全く建設的な態度とはいえません。

そのような建設的な関係を築こうとしない相手の言う「お前が悪い」は聞くに値しません。


モラルハラスメントはどんどんエスカレートしていきます。

そしてモラルハラスメントが治る可能性はとても低いのです。


「おかしいな」「モラハラかも」と思ったら,一人で悩まず,まずはご相談を

「逃げなくても,モラハラの特徴がわかったのなら,上手に付き合えるのではないか。相応の対処をしていけばいいのではないか」と思われる方もいるでしょう。 

しかし,配偶者や交際相手がモラハラだとわかった上で関係を続けていくことで,状況が悪化することは多くありますが,状況がよくなることはほとんどありません。

モラハラをする人は,日常のストレスや葛藤から逃れるためにあなたへ精神的な暴力を振るいます。これは一種の依存状態です。

例えば,アルコール依存症の人を救うためにお酒を与える人はまずいません。ストレスのはけ口がアルコールに向かないようにするため,医師などの力を借り,徐々にアルコールを遠ざけようとするでしょう。

それと同様に,ストレスのはけ口をあなたへの暴力に依存している相手を救うには,やはり依存元であるあなたが徐々に遠ざかるしかありません。そのための準備をしましょう。

今,自分が配偶者・交際相手から受けている仕打ちが本当にモラハラなのかわからないのならば,女性センター(男女共同参画センター),配偶者暴力相談支援センターに話を聞いてもらいましょう。

心が完全に疲弊しきって,何も出来ない状態ならば,まず心療内科やカウンセラーに頼ってください。

法的に逃げる準備や,離婚を進める準備をしたいと思ったら,弁護士を頼ってください。

あなたは1人ではありません。周囲の頼れる家族・友人や,専門家に相談をしてみましょう。


離婚に向けての準備

ここでは主にモラハラ加害者と結婚をしてしまった人に向けての内容となります。

あなたの配偶者がモラハラだとわかったらまずすべきことは,「逃げる準備をすること
」です。

以下のことを,水面下でひっそりと進めておきましょう。

日記や音声録音,動画で相手がモラハラをしている記録・証拠を集める

メールやLINEは消さずに取っておく。特にLINEは送信取消をされないようにスクショなど をこまめに取る(送受信日時がわかるように
 

○モラハラによる心身の不調で,心療内科やカウンセリングに通っている場合,通院歴をメモしたり,診断書,診療録,相談記録等をもらう。

女性センター(男女共同参画センター),配偶者暴力相談支援センターなどに相談をし,相談履歴を作る。

通帳や印鑑,自分や子どもの生活必需品などをすぐに持ち出せるように,それとなくまとめておく。

○(余裕があれば)夫婦の共有財産の額を確認しておく,コピーをする。
 (相手の給与明細,源泉徴収票,通帳,有価証券や保険証券など


モラハラをしてくる相手と話し合いで離婚協議を進めるのは困難です

当事務所での事例でも,多くの場合,離婚調停や,離婚裁判で離婚に至っています(解決事例を参考にして下さい)

その際に調停員や裁判官に提示して,「これは婚姻関係を続けていくのは難しいな」と思ってもらえるほどの証拠がないと,思うように調停などが進まないこともあります。

特に,「モラハラ加害者の特徴」でも挙げたとおり,モラハラ加害者は外では人当たりよく,優しく振る舞っていることも少なくありません。

「こんな人がそんなことするわけない,気のせいではないか」と丸め込まれないためにも,証拠は多いことに越したことはありません。こまめに取っておきましょう。

その際,心療内科や配偶者暴力相談支援センターなどへの通院・相談履歴があると,「ここまで追い詰められていたんだな」,「相談を受けた第三者が,こういう判断を下すほどのことをされていたんだな」ということが調停員や裁判官にも伝えられやすくなります。

内々の問題で済ませず,専門機関に相談することはこのようなメリットもあるのです。



当事務所でのサポート

モラハラの被害者はまずは自分が被害者だということに気付くことが重要です。

とは言えご自身が被害者だと気付くことは難しいのが実情です。

相手の行動言動に恐怖感を覚えたご自身が訳もなく自分を責めてしまったりした時にはお気軽に当事務所にご相談ください。

身近な方(ご友人やご家族)には打ち明けられないこともおありだと思います。

まずは第三者に話しを聞いてもらい客観的視点からご自身を見つめ直すことがモラハラの被害から抜け出すきっかけになることと思います。

目に見えない暴力で被害者が受けた苦しみや心の傷は計りしれないものです。

当事務所では弁護士はじめ所員一同がモラハラで悩まれている方々の気持ちをより深く理解するよう努めるとともに1日も早くモラハラの苦しみから抜け出し笑顔を取り戻されますように全力でサポート致します。

法律事務所リベロは、悩まれている方を、いつでも暖かくお迎えします。
お気軽にご相談にいらしてください。

あなたのこれからの生活が,明るく,希望あるものであるよう,願っております。


DV・モラハラブログ

当事務所では,DV・モラハラに悩まれている方のために,以下のブログを開設し,コラムを掲載しております。ご参考にして頂ければと思います。

法律事務所リベロのDV・モラハラブログ




 

モラハラについて

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