監護権


監護権とは、前に述べましたように、子供を養育・監護する権利です。実務上,離婚後に,親権と監護権とを分離することは極めて希で,親権者となった側が,監護権を持つことがほとんどです。

監護権は,むしろ,別居~離婚するまでの間,両方の親に親権がある場合に,どちらの親が子供を養育するのが適切かというところで問題となります。最近は,共働き夫婦も多く,男性が育児に係わる機会も多いため,この監護権が問題となることが多いように思われます。特にコロナ禍では,在宅勤務も増え,以前に増して,男性が育児に係わる機会が多くなっているため,監護権に関する争いは,激しくなっています。

一方の親が,承諾なく,子供を連れて別居を開始したとして,他方の親が自分の方が監護者として相応しいとして,裁判所に子の監護者指定審判,子の引き渡し審判を求めるケースなどが典型例です。
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両者に優劣を付けがたいケースも多く,その判断はなかなか難しいところもありますが,最近の実務では,
①生活環境の継続性(子自身が交友関係などを継続するが子の成長にとって好ましい場合など)
いずれの親が,出生時から,主に継続的に監護していたか
③別居後,他方の親にどれだけ,面会交流の機会を与えるか(面会交流の寛容性)
④子供の意向
⑤兄弟がいる場合には,兄弟が一緒に育つのがふさわしい
⑥別居後,子供の面倒をみるに至る経緯(違法な連れ去りがあったのか?)
等,諸々の事情を総合して判断されているように思われます。

別居期間中,監護者として指定されたものが,そのまま,離婚後も,親権者となることが多いため(もちろん,例外もありますが),事実上は,前倒しで,親権者を決める手続きであるともいえます。
 

監護者の決め方

家庭裁判所には、「子の監護者の指定」の調停または審判を申し立てます。

別居に際し,子供を連れて行かれてしまったケースだけでなく,子供を連れて別居したものの,連れ去りの恐れがあるケース,別居後,子供を連れ去られてしまったケースなど,様々な場面で申立てが可能です。


 

 

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